内容説明
「いざなぎ景気」を超えたと言われる、戦後最長の好景気。しかしそれを支える消費構造はこれまでと全く異なっている。中流意識の階層分化が進み、価値意識の多様化によって拡大し受け入れられ始めた格差社会。消費をリードし趣味に走る金持ち中年と、一方では生活防衛に走る団塊世代。「消費社会白書2007」は独自の切り口と鋭い分析により、多面的で複雑な消費を総合的かつ実践的に捉えた。消費市場の展望と購買行動の変化を掴み、今、行うべき戦略への指針がここにある。
目次
第1章 持続する消費の成長
第2章 価値観の変化と階層意識の明確化
第3章 世代交代で変わる人生の選択
第4章 格差と先端意識が生み出す消費リーダー
第5章 消費リーダーの趣味化
第6章 進むネットワーク化
第7章 機会費用で変わるチャネル選択と購買行動
第8章 デジタルコンバージェンス市場の研究―携帯端末の事例
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