ロバート・キャパ 決定版

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B4判/ページ数 571p/高さ 25X25cm
  • 商品コード 9784902593129
  • NDC分類 748
  • Cコード C0372

内容説明

ロバート・キャパ(1913‐1954年)は、20世紀最大の写真家のひとりであるとともに、マグナム写真エージェンシーの設立メンバーでもあり、情熱的で献身的なジャーナリストの心と芸術家の目を持ち合わせていた。7万枚以上のネガからなる彼のライフワークは、前世紀の最も悲惨で劇的なできごとがいくつか起こった重要な22年間(1932‐1954年)の記録であり、他に例を見ない。本書は、これまでに出版されたロバート・キャパ作品集の決定版であり、937枚の写真は、キャパの弟コーネル・キャパ(同じく『ライフ』誌の有名な写真家)とキャパの伝記作家リチャード・ウェランが選定した。ふたりはロバート・キャパのベタ焼きをすべて丹念に見直し、この原版を編集した。写真は年代順に並べられ、注釈とキャプションが添えられている。本書は、ロバート・キャパの生涯における最高傑作を徹底調査したものであり、戦争で破壊されたスペインの写真から、連合軍のノルマンディー上陸の写真、ピカソなどの芸術家や映画スターに関するフォトエッセイ、死の直前に撮影し遺作となったインドシナ戦争の写真までがおさめられている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Toshi

8
図書館本。ゲルダ・タローと共にロバート・キャパと言う虚構の写真家を創り出し、今もその真贋が問われる「崩れ落ちる兵士」で一躍有名になる。しかしスペイン内乱に続く、第二次大戦の取材、ヘミングウェイやピカソら著名人との交流を経て、虚像を超える写真家としての地位を不動のものにしていく。25 x 25と言う大判で、その軌跡が追える、タイトルどおりの「決定版」的写真集。2020/12/22

tochork

2
キャパって日本にも来てたんだね。 / キャパの写真は鏡みたいに当時を写す。変に装飾されていないからこその報道写真なんだろうけどさ。戦争の現場ってやっぱりすさんでいる。2011/01/23

高等遊民

0
分厚い写真集。年代別で並べられ、キャパの作品の移行をみていける。月並みだけど印象に残ったのはナチス相手に商売をした丸坊主のフランス人娼婦、倒れる兵士。徐州戦の小勝利は歴史の教科書にも載ってた写真。ドイツのライプツィヒの写真もいい。日本の写真もあり、キャパが人が好きだということが一発でわかる。偉大な写真家であり、たまに見返すであろう一冊。2012/09/01

etupirka

0
いい写真。スペインのキャパの写真をこれではじめて見る。2009/05/01

ぬまけん

0
A2019/12/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9902
  • ご注意事項

最近チェックした商品