感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
円舞曲
17
とても、参考になりました。素話初心者なので、勇気づけられました。今ある自分と向き合って頑張りたいと思います。2016/08/14
ゆき
15
おはなしを語ることから、おはなしの選び方、覚え方、語り方など基本的なことが書かれていてとても参考になりました。躓いた時にまた読みたい。2018/10/15
joyjoy
9
小宮由氏の講演会で紹介されて。繰り返される「よろこび」という言葉に、初心に返るような気持ちにさせられた。「子どもにとって、いいえ人間にとって、生きていく上で何よりも大切なのはよろこびと希望であって、それを子どもの時に心の深いところで感じとっておかないと、その人はそれからあとの人生を全うできないように思う…」。「幼い時、存分におはなしをきいて、いろんな話の中の主人公に同化し、その心を自らの心としてとりこんでいってこそ、人のよろこびをわがよろこびとし、人の悲しみをわが悲しみとする人間性がつくられていく…」。2024/10/26
鳩羽
8
主人公と語り手と聞き手、三者の同化による喜びの増幅こそがおはなしの素晴らしさとする。同化の経験もないうちから、外側から批評的に見ることばかり行い、他者への共感や自分の核が育たない子どもへの不安についても少し。実際の経験と、おはなしなどで得られる精神的な経験の両方があってこそ、豊かで強い人間性が育まれる。著者も言っているとおり、ストーリーテリングのノウハウという感じの本ではなかった。絵や匂いや世界観が五感で感じられるくらいに読み込み、覚えて、あたかも自分の経験のように自然に語るのがよい。2018/06/09
☆ぴよこ☆ 「クリスマスに絵本を贈ろう・絵本を読もう」「【読メ絵本部】」
8
図書館から借りる。バイブルです。とてもわかりやすく、1996年改訂版ですが、今の読書事情も予見していたようで、すごい本です。おはなしをなぜ語るか、おはなしを選ぶこと、覚えること、語ること、おはなし会のノウハウ、読書への導き方などが書かれている。手に入れるには、直接出版社から取り寄せることになりそう。2012/03/24
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- 和書
- 藍甕