内容説明
「さあこれから僕がアメリカと戦争をするのだ」昭和20年終戦時、隠遁生活中の老人が宣言する。明治から昭和まで、巨大権力と、ライバルと、大自然と、深遠な科学と闘ってきた電気事業の巨人たちのドラマ。
目次
第1部 電鬼(「鬼」との闘い;株買い占め;慶応コンビ;商船マン)
第2部 銀座電力局(51年体制)
第3部 始電(勤皇と佐幕の志士;燎原の火;巨人群)
著者等紹介
志村嘉一郎[シムラカイチロウ]
1941年埼玉県秩父市生まれ。1964年東京大学経済学部卒業後、朝日新聞社入社。経済部記者、経済部次長、企画委員、朝日ホール総支配人などを経て、2002年退社。電力中央研究所研究顧問、帝京平成大学講師を経て、2006年から帝京大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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