空手伝真録―源流型と伝来の謎を解く (改訂増補版)

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  • サイズ A5判/ページ数 221p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784902481358
  • NDC分類 789.2
  • Cコード C2075

内容説明

本書は、沖縄出身の著者による半世紀にわたる空手道研究の集大成。中国・台湾で128回もの調査を決行した成果として、中国‐沖縄交流史を中心にすえる独自の歴史観を確立。中国武術の二大潮流である少林武術と武当武術に、それぞれ空手道と柔術の起源を見る。圧巻の体系的叙述で従来の空手道研究を補足・更新する画期的試み。

目次

第1章 空手道伝来の概説(唐手道と空手道;口承人比嘉世幸先生について;剛柔流比嘉世幸門下に伝わる口碑)
第2章 中国武術の沿革(武技の起こりと門派の発生;中国古代武術の日本伝来 ほか)
第3章 風雲!福建南拳法の変遷(福建少林寺僧の活躍;焼き討ち福建少林寺 ほか)
第4章 空手道の沖縄伝来(古琉球の時代;首里手拳法の伝来;泊手拳法の伝来;那覇手拳法の伝来;上地流の伝来;喜屋武派の成立;空手道の発展)

著者等紹介

金城昭夫[キンジョウアキオ]
1936年沖縄県平良市に生まれる。1957年琉球大学空手道研究会結成、初代会長。1958年琉球大学教育学部卒業後、空手道のルーツ探求のため台湾に渡航し、学術調査を開始。1969年拳聖武道館を平良市に開設。1978年国際武道研究協会より九段授与。拳聖武道館を大里村に移転。1983年空手道の研究と修業のため、国交回復後初めて中国へ渡航。以来、今日に至るまで、台湾、香港を含め128余回に及ぶ。併せてこの間、中国人拳士を招聘し、空手道の修業とともに研究調査を深める。1989年玄武門南少林唐手道を創始。1995年中国武当太極拳協会より日本全国会長を拝命。中国嵩山少林寺建立千五百年記念祭に招待参列。2001年福建少林寺唐手道に改称
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