出版社内容情報
「反抗期を迎えた思春期の子供ほど扱いにくいものはない」
そう、反抗期の子供を持つ親の悩みは尽きない。しかし、反抗期の子育てこそ一人前になった子供を迎え入れ、新たな家庭を築くまたとないチャンスだと考えよう!
この時期の子育ては確かに難しいが、一人前と認められている安心感を与えながら、子供の自立を手助けしてやればいいだけのこと。
本書は思春期の子供の長所に目を向け子供を押しつぶさずにのびのび育てる方法を、「良い親」と「ダメな親」のケーススタディを交えて実践的に説明。まず思春期の子供が大人の階段を上っていく様子を観察し、どんな子も避けて通れない、心の奥深くに潜むジレンマを紐解いていく。そして子供の自立に理解を示しつつ、必要以上に羽を伸ばしすぎないよう手綱を引き締める方法を説明する。
本書の「5つのステップ」を学べば「親の期待」と「子供の希望」のギャップを埋められるはず!
はじめに
1章 反抗期はどうしてむずかしいのか?
2章 ステップ1 親のエゴに気づく
3章 ステップ2 教育方針を見直す
4章 ステップ3 子供のSOSを理解する
5章 ステップ4 子供の自主性を尊重する
6章 ステップ5 新たな家族関係を築く
7章 悔いのない子育ての秘訣
8章 円満な結婚生活の秘訣
9章 後腐れのない離婚の秘訣
10章 終わりに
訳者あとがき