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Bloomberg wealth managerに訊く
資産アドバイス業務における戦略上の問題

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  • サイズ B6判/ページ数 370p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784902444261
  • NDC分類 338.12
  • Cコード C2033

出版社内容情報

米国の一流資産アドバイザーが愛読する雑誌 Bloomberg Wealth Manager 誌に掲載されたコラムからの厳選集。金融先進国アメリカの最新事情を網羅した、資産アドバイザー(ファイナンシャル・プランナー)必読のシリーズ。
慈善寄付、財産移転、退職プランニング、節税プランニング、ポートフォリオ設計、クライアントとの関係構築、ファミリー・オフィス・サービス、実務管理などさまざまな内容を網羅。

第1章 吸収合併に拍車がかかる
ロバート・ケイシー
[アドバイザリー会社向けの市場]ディール(企業の買収・合併)活動が息を吹き返した。二〇〇四年は市場の変動が期待できそうだ。

第2章 常套手段
メアリー・ローランド
[成長企業のためのプランニング]ビジネスを成長させるという問題を考えるにあたって、アドバイザーに必要とされるのは、「処方薬」ではなくプランである。

第3章 事業の成長
デイヴィッド・J・ドラッカー
[企業買収]なるほど。自社の成長を加速したい? それなら、追加事業買収が最良の選択肢かもしれない。

第4章 シャル・ウィ・ダンス?
マーク・A・ミラー
[受託者をパートナーに]信託業界は、受託者と手を結ぶという新たな機会をアドバイザーに提供している。ただしこれは、信託資金投資戦術に精通したアドバイザーにかぎった話だ。

第5章 別々の道を歩む
デイヴィッド・J・ドラッカー
[準備を整えた上での会社の分割]再出発のための準備に時間を割き、その後のハッピーエンドまで思い描いてこそ、成功を収めることができるのかもしれない。

第6章 層を厚くする
メアリー・ローの弱い人間向きの事業開発計画ではない。

第10章 独立独行はつらい
ケン・マッソン
[銀行と合併する]慎重に行ないさえすれば、銀行との合併はいいことずくめだ。アドバイザーには報酬と仕事の増加を、クライアントにはよりよいサービスを約束してくれるからだ。

第11章 いささか無理がある
デイヴィッド・J・ドラッカー
[証券会社と競合する]売上重視型の証券会社をアドバイス重視という企業文化の枠に押し込むのは容易なことではない。

第12章 いまだ生き延びているのか?
デイヴィッド・J・ドラッカー
[独立系アドバイザーの将来]ある種の独立系ファイナンシャル・アドバイザーに死期が迫っていると取り沙汰されてから三年近くが過ぎた。この死の宣告は早計にすぎたのだろうか?

第13章 慣れない服を着る
アレン・プラマー
[異業種間の共同事業]他の職業の人たちと組んで事業を始めるべきかどうかを判断するのは法律専門家なので、異業種間の共同事業の先行きはどちらに転ぶかわからない。

第14章 大企業と戦う
エド・マカーシー
[戦略的提携]今日では、脅威を与えるのは地元の競合企業だけではない。アリー・ローランド
[起業家にアドバイスをする]ロバート・ウィラードは並みのアドバイザーではない。彼は、起業家が直接投資を行なう対象を見つけることに--そして、それを構造化することに--一役買うことによって成功を収めている。

第19章 言葉のちがい
アン・モンロー
[利益を生まないクライアント]ファイナンシャル・アドバイザーにとって、非営利組織は莫大な可能性を秘めた市場である。しかし、委員会が決定権を握っているため、目標を設定するためには忍耐と技術、さらには時間が必要となるだろう。

第20章 アドバイザリー会社、売ります
ロバート・ベネット
[会社に値段をつける]あなたは、自分の築き上げた好調な財務アドバイザリー会社の売却を考えているとしよう。さて、あなたの会社にはどのくらいの価値があるだろうか?

 今日の財務サービス業界の中で、富裕層のクライアント向け財務サービスほどダイナミックで競争の激しい分野はない。資産管理会社は、個人開業の事務所だろうと、大手企業の事業部だろうと、戦略上・事業上の難題に直面している。アドバイザーやプランナーを雑務から解放し、彼らがクライアントと向き合う時間を増やすにはどうしたらいいか? 自社のクライアント層に最適なサービス・メニューと手数料体系は? コンプライアンスの問題や業務過誤訴訟から身を守るにはどうすべきだろうか?
 これほど多様な難題が存在することを肝に銘じたうえで、〈ブルームバーグ・ウェルス・マネジャー〉は、アドバイザー向けに、戦略的業務管理ガイドブック・シリーズを刊行することにした。自分の所属する事業所が直面している重要問題について、より幅広く新しい知識をアドバイザーに持ってもらえれば、という願いをこめてのことである。どの巻にも、かつて〈ブルームバーグ・ウェルス・マネジャー〉誌に掲載された記事の中から、情報量に富み、内容の詳細なものを厳選して集録した。規制や企業の事業展開といった基本的な問題を扱う巻もあれば、吸収合併といった戦略的問題を扱う巻もある。
この巻では