出版社内容情報
米国の一流資産アドバイザーが愛読する雑誌 Bloomberg Wealth Manager 誌に掲載されたコラムからの厳選集。金融先進国アメリカの最新事情を網羅した、資産アドバイザー(ファイナンシャル・プランナー)必読のシリーズ。
慈善寄付、財産移転、退職プランニング、節税プランニング、ポートフォリオ設計、クライアントとの関係構築、ファミリー・オフィス・サービス、実務管理などさまざまな内容を網羅。
第1部 一般管理
第1章 「いらっしゃいませ」の心を大切に
マーク・メレンダ
[マーケティング]従業員は、マーケティングこそみんなの仕事の要{かなめ}だと理解しているだろうか? あなたはどうだろうか?
第2章 生産性の代価
ケン・マッソン
[従業員へのインセンティブ]利益が縮小する中、従業員に気持ちよく多くの仕事をこなしてもらうため、アドバイザーたちは独創的な方法を編み出している。
第3章 災害への備え
デイヴィッド・J・ドラッカー
[非常時プラン]二〇〇一年九月一一日を受けて、クライアントの利益を守ることに心を砕くアドバイザーたちは、非常時プランを強化し始めた。
第4章 カバーチャージ
イングリッド・M・ケイス
[E&O保険]弱気市場のおかげで、妥当な価格の職業賠償責任保険を見つけることが、これまでになく難しくなった。
第5章 頼れるお助けプランナー
アン・モンロー
[アドバイザーのアドバイザー]アドバイザーとはいえ、自分の財務を同業者に見てもらうようにすれば、達成困難になった退職目標を何とかできるかもしれないし、クライアントとの関係を改善することもできるだのがいいようだ。
第10章 デスクトップ戦争に勝つ秘策
ジョエル・P・ブラッケンスタイン
[デスクトップ戦争]財務サービス会社とソフトウェア・ベンダーとが、アドバイザーのデスクトップへの支配権をめぐってしのぎを削っている。誰が勝つかで、将来のアドバイザリー・サービスのあり方が決まるといっても過言ではない。
第11章 もつれにもつれたウェブ
デイヴィッド・J・ドラッカー
[ウェブサイトの開設]自分のウェブサイトを開設しようとするアドバイザーは、めまいがするほど幾つもの決断を下さなければならない。
第12章 テクノロジーを飼いならせ
エド・マッカーシー
[ITマネジャー]情報テクノロジーを管理するスタッフを雇わない限り、自分の方がテクノロジーに管理されると悟るアドバイザーが続出している。
第13章 新たなる挑戦者
エド・マッカーシー
[ポートフォリオ管理ソフトウェア]市場で入手できるポートフォリオ管理プログラムは、シュワブのポートフォリオセンターとアドヴェントのアクシスだけではない。数多くの小規模ベンダーも、使い勝手のいいソフトウェア・パッケージを提供している。
第1ばならないわけではない。しかし、小規模アドバイザリー会社にとっては、従業員の忠誠心を獲得することこそが創造的ソリューションへとつながるのである。
第18章 プランニングの基礎知識――および追加情報
デイヴィッド・J・ドラッカー
[研究グループ]長年にわたり、研究グループは、アドバイザーがキャリアの変化――業界内の変化――に適応するよう手助けしてきた。
今日の財務サービス業界の中で、富裕層のクライアント向け財務サービスほどダイナミックで競争の激しい分野はない。資産管理会社は、個人開業の事務所だろうと、大手企業の事業部だろうと、戦略上・事業上の難題に直面している。アドバイザーやプランナーを雑務から解放し、彼らがクライアントと向き合う時間を増やすにはどうしたらいいか? 自社のクライアント層に最適なサービス・メニューと手数料体系は? コンプライアンスの問題や業務過誤訴訟から身を守るにはどうすべきだろうか?
これほど多様な難題が存在することを肝に銘じたうえで、〈ブルームバーグ・ウェルス・マネジャー〉は、アドバイザー向けに、戦略的業務管理ガイドブック・シリーズを刊行することにした。自分の所属する事業所が直面している重要問題について、より幅広く新しい知識をアドバイザーに持ってもらえれば、という願いをこめてのことである。どの巻にも、かつて〈ブルームバーグ・ウェルス・マネジャー〉誌に掲載された記事の中から、情報量に富み、内容の詳細なものを厳選して集録した。規制や企業の事業展開といった基本的な問題を扱う巻もあれば、吸収合併といった戦略的問題を扱う巻もある。
この巻で
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- 和書
- 最強世界の特殊部隊図鑑