内容説明
これらの鳥は、いずれも私たち日本人と関わりを持ち、日本の文化と深い関わりを持ってきた鳥です。野鳥と人との関わりの歴史にも目を向けて鳥を見るのも一つの視点と言えます。本書を手にした読者の皆さんが、野鳥を知り、少しでも心豊かな気持ちになって頂けましたら幸いです。(はじめにより)
目次
1章 耕作地に適応した鳥
2章 家屋に営巣し栄える鳥
3章 里山環境に適応した猛禽
4章 草原性鳥類
5章 人里に棲みついたフクロウ類
6章 河川の水辺に棲む鳥
7章 冬に訪れる鳥
8章 高山に棲む鳥 ライチョウ
著者等紹介
中村浩志[ナカムラヒロシ]
1947年長野県生まれ。信州大学教育学部卒業。京都大学大学院博士課程修了。理学博士。信州大学教育学部助手、助教授を経て1992年より教授。専門は鳥類生態学。主な研究はカッコウの生態と進化に関する研究、ライチョウの生態に関する研究など。日本鳥学会元会長。2012年に信州大学を退職。名誉教授。現在は一般財団法人中村浩志国際鳥類研究所代表理事。2021年には「第75回(公財)日本鳥類保護連盟常陸宮総裁賞」及び「第7回安藤忠雄文化財団賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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