内容説明
2009年10月から2012年7月のほぼ2年半の間に九重町地蔵原で行った自然観察に基づき執筆。中心課題は第5巻で扱った鱗翅目の造巣性の問題をさらに追求したこと。その過程でハサミムシの葉を巻いた巣やコロギス類の巣も観察した。
目次
第9部 鱗翅目幼虫の進化 補遺(ゴマフヒゲナガの乱舞とその生活史;ネズミエグリキバガの生活史;ネズミエグリキバガの“食堂と寝室”;ウドの葉を巻く小ガ‐クロカギヒラタキバガ;ムモンヒロバキバガの奇妙な繭と蛹;イツボシスヒロキバガの幼虫と蛹;オオサザナミヒメハマキの飼育;アトボシハマキ幼虫の飼育 ほか)