内容説明
日本民俗学を牽引してきた現代を代表する民俗学者が折々に記した若き学徒だった頃の思い出。人との出逢いと訣れ、そして民俗への思い―その60年の歩みを辿る。
目次
1 民俗学への道と人の縁(たった一人の抵抗;民俗学へ導いてくれた柳田国男の著作;松戸市民俗調査の経過と意義 ほか)
2 課題の発見と提案(勤労;民俗学と重出立証法について;若者組と幕藩体制 ほか)
3 フィールドの軌跡(武蔵大学日本民俗史演習調査報告;東京女子大学民俗調査団調査報告;新潟大学民俗調査報告書 ほか)
著者等紹介
福田アジオ[フクタアジオ]
1941年三重県四日市市生まれ。1971年東京教育大学大学院文学研究科日本史学専攻修士課程修了。国立歴史民俗博物館名誉教授、柳田国男記念伊那民俗学研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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