内容説明
寺西昭子は井口基成、井口愛子、井上園子、安川加寿子らの先達とともに、戦中から戦後の激動の時代をピアニスト、教育者として力強く歩んできた。ローゼンストック、ギレリスとの素晴らしい交流も、寺西昭子が「ピアノとともに生きてきた」からこそあったと言える。
目次
第十三回日本音楽顕奨
疎開
二度目のコンクール
昭子の生い立ち
カテリーナ・トドロヴィッチ
井上園子
井口基成
桐朋学園の立ち上げ
ピアノのおけいこ
ロシアへ
コンサート
ピアノ教育者として
エミール・ギレリス
外国人講師の招聘
最終章
著者等紹介
松本太郎[マツモトタロウ]
トロンボーン奏者の父・松本煕、ピアニストの母・松本倫子の長男として東京に生まれる。幼少の頃より家には常に音楽が流れている環境で育ち、1996年、東京音大附属高校を卒業後、渡独。ラインランドウエストファーレン州立アーヘン音楽大学にてトランペット科に入学。アルフレッド・シュプリスガー氏に師事。2002年同音楽大学卒業。帰国後、様々な職を経て、現在は音楽教室リズム21講師。音楽評論を手がけている。クラシック音楽の幅広いジャンルに造詣が深い。「世界中の人々にクラシック音楽の楽しさを伝える」という目標を掲げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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