リヤ王と白鳥になった子どもたち

マックギル＝キャラハン，シーラ【文】/スピリン，ガナディ【絵】/もりおか みち【訳】

冨山房インターナショナル（2010/06発売）

• サイズ A4判／ページ数 32p／高さ 31cm
• 商品コード 9784902385922
• NDC分類 E
• Cコード C8797

内容説明

魔女に呪いをかけられ、白鳥になった王子たち。呪いをとくクジラとの愛の物語。アイルランド伝説の３大悲劇の１つ『リヤ王の子どもたち』をもとにした作品です。アメリカで、１９９３年度のイラスト部門ゴールドメダルを受賞。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[昼夜]

美術館レベルの息を呑む美しさで癒されました。絵葉書があったら欲しいです。

2012/02/07

[マツユキ]

アイルランドの伝説を題材にした絵本。リヤ王の4人の子供たちが、継母によって、白鳥に姿を変えられ…。美しくも、生き生きと描かれた人、動物たちに、わくわくしました。この伝説知っていると思ったら、思いがけないラストで、良かったです。継母も素晴らしい。

2023/11/26

[円舞曲]

繊細でダイナミックな絵が圧巻。物語もワクワクハラハラの展開で感動的でした。

2012/02/15

[みそさざえ]

スピリンの絵本。今度はアイルランドのお話ということで、東欧とは少し違った印象ではあるが、やはりとてもすてき。特に生き物の描写はとても繊細。解説の小冊子に別バージョンの民話やそれがシェークスピアのリヤ王にもつながっていることを知る。いつか古代遺跡の遺るイニュシュキール島を訪ねたいものだ。ケルトの組紐文様、惹かれるなあ。

2021/02/24

[mntmt]

アイルランドの伝説。絵が素晴らしい。

2019/07/24