内容説明
乱世の中で指導者たちはいかに苦悩し、決断したのか。『品三国』の完訳ついに完結。
目次
第3部 三国、鼎立す(途半ばに放棄す;飽くなき欲望;進むもならず、退くもならず;邪魔者は他人の手で始末する;死の真相;後継者争い;虚に乗じる;蜜月期の陰謀;白衣にて江を渡る;敗れて麦城に走る;〓(おう)亭の遺恨
永安に弧を託す)
第4部 国家の再統一(常ならざる君臣関係;水火相容れず;泣いて馬謖を斬る;内部分裂;攻撃をもって守りとなす;挽回不能;君臣の出会い;東南を坐断す;愛極まりて憎しみとなる;波瀾万丈の人生;流れに逆行す;途異なれども、行き着くところは同じ;滾滾たる長江、東に逝く水)
著者等紹介
易中天[イチュウテン]
1947年生まれ。湖南省長沙市出身。武漢大学文学部修士課程修了。現在、廈門大学人文学院教授。中国中央電視台の番組『百家講壇』で「品三国」などの講座を担当、ユーモアあふれる語り口で人気を博し、教養番組としては空前の視聴率をあげる。著書多数
鋤柄治郎[スキガラジロウ]
1952年仙台市生まれ。北京大学留学後、北京外文出版社に勤務。帰国後は辞典の編集に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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