内容説明
かつてこんなに美しい日本語がつかわれていた時代がありました。愛情あふれるたおやかなことばで語りかける萬葉の世界。
目次
はじめに(解題)
万葉時代(歴史)
治める者と、治められる者と(社会)
遣唐使の話(外交)
万葉人の生活(衣食住)
吉野と紀伊(行幸)
悲しみの歌(挽歌)
大宮人の生活(風俗)
おめでたい歌(賀歌)
万葉人の考え(思想・感情)
苦しい旅の話(旅と交通)
売るもの、作るもの(職業)
朗らかな万葉人(滑稽な歌)
言い伝えの歌(伝説)
愛の歌(結婚)
万葉集にあらわれた動植物(動物と植物)
東国の民謡(東歌)
景色の歌(叙景)
長歌の話(長歌)
おわりに(影響)
著者等紹介
森岡美子[モリオカヨシコ]
1913年、東京生まれ。日本女子大学国文学部卒。東北帝国大学法文学部国史学科卒。東京大学文学部国史学科大学院満期修了。学習院女子部(中等科、高等科)教諭。学習院女子短期大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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