内容説明
ゲーテ・シュトルム・ハイネをはじめ、選りすぐりのドイツ詩に、詠んで快い日本の言葉にこだわった音読のための訳詩集。詳細な解説にドイツ詩法の手引きもついたドイツ詩集の決定版。
目次
愛(愛とはふたりの…(フォーゲルヴァイデ)
ためいき(グライフ) ほか)
生(生の描く線は…(ヘルダーリーン)
無心に遊ぶ子ども…(ケルナー) ほか)
自然(東方も神のものなり!(ゲーテ)
四月(シュトルム) ほか)
死(この世に生まれてきて…(ローガウ)
チロルの墓碑銘 ほか)
物語詩(いかばかり不思議な話も…(ゲーテ)
魔王(ゲーテ) ほか)
著者等紹介
山口四郎[ヤマグチシロウ]
1919年東京生まれ。東京大学文学部独文科卒。旧制第五高等学校、第四高等学校教授を経て、中央大学文学部教授、同校名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sakana
5
いつひらいても、癒してくれる。私のやさしい場所です。2016/02/06
Sakana
3
再読。ドイツの詩が好きです、とても。今夜はなぜかしら、いつもよりも胸にしみます。ドイツ語の詩集?原著と言っていいのかな?が欲しいです。好きなのはゲーテの「Gefunden」。日本語訳では「みつけた」とでも訳されるのでしょうか。同じようにお花を扱っている詩、つまり「のばら」や「すみれ」なんかよりも、私は優しくて好きです。ちょっとした憧れかもしれませんね。2015/02/25
Sakana
2
何度読んだかしらないが、登録していなかったので、今更ではあるが登録する。とても良い訳詩集。ひらくたび、ドイツ語への、そして日本語への愛を感じます。2015/02/08