内容説明
95歳のじいちゃんが今、伝えたいこと。アスファルトの道もテレビゲームもケータイもない。遊び相手は、虫や魚に草木や石ころ大切な友達は、山や川。楽しいおやつは野に咲く花の甘い蜜に栗や柿…。けっして豊かな暮らしではなかったけれど豊かな心がありました。
目次
村の子どもたち
村の春夏秋冬
わらべ歌
著者等紹介
熊谷元一[クマガイモトイチ]
1909年、長野県下伊那郡会地村(現・阿智村)生まれ。童画家。写真家。東京都清瀬市在住
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感想・レビュー
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ヒラP@ehon.gohon
17
明治生の熊谷元一さんが、2010年に101歳で亡くなる2年前に出された集大成の画文集です。 大正から昭和にかけて、絵本を出したり児童雑誌に掲載した絵がまとめられているのでしょうか。 懐かしいというよりも、一昔二昔前の子ども風景の味わいに、歴史を感じました。 見入ってしまうのは、自分の歳のせいかも知れませんが、のびのびした子どもたちの姿に、大切なものを感じさせられました。2023/09/21
ヒラP@ehon.gohon
8
【再読】大人のための絵本2023/09/25