内容説明
森と湖の国、スウェーデン。ヴェッテルン湖という南北に長い、大きな湖がある。その湖のほとりに、「ストランド荘」という名の水辺の館がある。『児童の世紀』を著したエレン・ケイの館である。この本のページを開き、水辺の館への旅に出てほしい。
目次
プロローグ ヴェッテルン湖の陽の光
1 スウェーデンへの旅路(世界中の大学が揺れていた―北欧の大学改革案の翻訳;スウェーデン社会研究所の第一回視察団―「福祉とは何をすることか」の時代;役所を歩き回って「保育指針」を手に入れる―すべては日本と反対だった ほか)
2 エレン・ケイ 新しい世紀への夢(Ellen Karolina Sofia Key(1849~1926)のこと
『児童の世紀』(一九〇〇年)の刊行から百年が過ぎて
ヴェッテルン湖のほとりのストランド荘と、太陽の光 ほか)
3 エレン・ケイを待っていた日本(大正時代の青春;戦時体制下のスウェーデン紹介;『児童の世紀』が生かされる時代へ)
エピローグ バルト海のほとりの原風景
著者等紹介
荒井洌[アライキヨシ]
1939年福島県郡山市生まれ。白鴎大学教授。NPO法人ほいくゼミナール・21リーダー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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