内容説明
4500首のなかから20首の歌を選びました。みなさんの心をやさしくうるおしてくれる歌にきっと出会えるでしょう。
目次
1 わたつみの豊旗雲に―天智天皇(巻1‐15)
2 熟田津に船乗りせむと―額田王(巻1‐8)
3 わが里に大雪降れり―天武天皇(巻2‐103)
4 あしひきの山のしづくに―大津皇子(巻2‐107)
5 吉野なる夏実の川の―湯原王(巻3‐375)
6 降る雪はあはにな降りそ―穂積皇子(巻2‐203)
7 石見の海角の浦廻を―柿本人麻呂(巻2‐131)
8 桜田へ鶴鳴きわたる―高市黒人(巻3‐271)
9 わが園に梅の花散る―大伴旅人(巻5‐822)
10 憶良らは今はまからむ―山上憶良(巻3‐337)
夏の野の茂みに咲ける―大伴坂上郎女(巻8‐1500)
ぬばたまの夜のふけゆけば―山部赤人(巻6‐925)
勝鹿の真間の井を見れば―高橋虫麻呂(巻9‐1808)
石麻呂にわれもの申す―大伴家持(巻16‐3853)
わが背子が着ける衣の―阿部女郎(巻4‐514)
白珠は人に知らえず―元興寺の僧(巻6‐1018)
たらちねの母が手はなれ―作者不詳(巻11‐2368)
馬買はば妹徒歩ならむ―作者不詳(巻13‐3317)
下毛野みかもの山の―東野(巻14‐3424)
わが妻はいたく恋ひらし―防人の歌(巻20‐4322)
著者等紹介
三羽邦美[ミワクニミ]
大学受験予備校東進ハイスクールの超人気講師であり、著書は学習参考書ジャンルで常にベストセラーの上位を独占している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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