内容説明
耳をかくのが好きな人も、耳かきを集めている人も―。一本の棒に込められた思いの数々。歴史や謎から、気持ちのいい“かき方”まで、ミミカキストすべての疑問に答えます。
目次
1 いにしえの昔から現代まで、耳かきにも歴史あり
2 知られざる耳垢の秘密と浮き世を忘れる耳かきのコツ
3 超一流の耳かき技術は中国から華僑を通じて伝わった
4 ミミカキストなら一度はかきたい純金製耳かきの心地よさ
5 USJで耳かきが大量に売られている理由
6 ニューヨーク現地取材「ティファニーで耳かきを」
7 耳かきをするとよい子に育つ説その発達心理学的解剖
著者等紹介
上野玲[ウエノレイ]
1962年東京生まれ。自他ともに認めるミミカキストであり、500本以上の耳かきを所蔵するコレクター。耳かきのほか、“うつ”や“ナポリタン”など、幅広い分野で執筆を続けるフリーライターでもある。現在はNPO「うつコミュニティ」代表として講演の日々
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪ちょこ
6
図書館で手にした瞬間に頭によぎったのは、かがくいひろしさんの「みみかきめいじん」だった。実は私もミミカキスト☆この本によると、耳かきが好きな人をそう呼ぶらしい。この表紙からしてたまらない☆著者の耳かきコレクション、耳かきの歴史とか、おススメの耳かきとか、耳かき情報に、たまらず、耳をホジホジ・・・そういえば、旅行先のお土産売り場に行くと、よく置いてあるよな。ご当地耳かき。誰が買うんだ?って思っていたけど、著者のコレクションを見ていたら、ご当地耳かき、欲しくなっちゃった☆2011/04/29
七海トモマル
1
数少ない耳かき専門書。もっと耳かきの本が増えないかなぁ。
半木 糺
1
生粋のミミカキストである著者による耳かきに対する賛歌。耳を掻きながら読めばより楽しめる。2014/07/25
ぱ く
1
【2013-B-7】読了。我ながらマニアックな本を買ったものだ…でも、いちミミカキストとして読んで満足。「誰にもススメない。けど、俺は好き。」そんな本。2013/01/12
あのこ
0
耳かきのキャラクターになれたら一流だな。奥が深い、耳だけに。足立文太郎博士の「頭臭」という論文に興味が沸きました。2012/11/18
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