内容説明
野田達也は、マンガとテレビゲームが大好きな小学五年生。半年前から月に一、二度、まったく同じふしぎな夢を見る。ある日達也が商店街を歩いていると、夢に出てくる〈あいつ〉とそっくりなかわいい女の子が、進学塾へ入っていくところを目撃する。達也はその塾へ入ろうと決心した。大好評ミステリー・シリーズ第四弾。
著者等紹介
さとうまきこ[サトウマキコ]
1947年東京生まれ。「絵にかくとへんな家」で日本児童文学者協会新人賞、82年「ハッピーバースデー」で野間児童文芸推奨作品賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こっぺ
2
再会の日です。私がこの作品に出会ったのは小学生のころ。推薦図書か何かで、夏休みに買ってもらったのではなかったかな。主人公達也と同じくらいの年ですかね。私は達也とまるで同じだった。大人っぽいモロに憧れて。一人だけUFOに招かれるモロに憧れて。。。大人な私はなんだか「魔性の子」を思い出してしまいますが。このあとのモロの行方がかなり気になるラストになっていますが、「ミステリー」シリーズも次で終わり。もちろんモロ君がでてくるそうです。楽しみ!!!2011/01/09
すー
0
子供の頃に読んだ本を再読。 テレビゲームが出てきたなーというぼんやりしたことしか覚えてなかったけど、こういう結末だったとは…。改めて読み返すと、モロの性格や振る舞いから寂しさが滲み出てるなーと思いました。2017/04/29
優先
0
ずーっと読みたかった本。小学生の時に読んで、すごーく好きになった本です。ずっとタイトルがわからなかったのですが、とあるサイトで聞いてみたところ、見つけてくださいました!モロのセリフはずっと忘れられない。天才モロの行く末を案じます。続きも読むよ〜2016/08/22
Rikka
0
子供の頃読んだ、大好きな本❤️ モロ君は、不思議で大人っぽくて、銀河鉄道の夜のカンパネラみたいな神聖な感じがした。この本を読んだから、今作家になれた。