濃厚民族―１５大対談集

浅草キッド【著】

スコラマガジン（2003/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 316p／高さ 19cm
• 商品コード 9784902307016
• NDC分類 914.6
• Cコード C0095

目次

ＶＳ深作欣二
ＶＳ田原総一朗
ＶＳ山城新伍
ＶＳテリー伊藤
ＶＳ力也
ＶＳ松井章圭
ＶＳ古舘伊知郎
ＶＳ百瀬博教
ＶＳ石倉三郎
ＶＳ佐々淳行
ＶＳ野村克也
ＶＳ甲本ヒロト
ＶＳ高橋がなり
ＶＳ萩本欽一
ＶＳビートたけし

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[アナクマ]

あいつの鳴らしたあの音を自分でも鳴らしたいって思っちゃ、もうダメなんだよ。自分の大好きなあいつがあの音を鳴らした時の気持ちをコピーするんだよ！ 衝動が無ければ現役じゃないと思うんだ（甲本ヒロト）◉一人でできることは絶対にない。自分が夢を果たして周りが喜んでくれることでないと、本当の夢ではないね（萩本欽一）◉自分にないものに憧れたり客観的にみられるんで、そっちのほうが感づくというか、自分の本質的なことはやりたくないんだよ（ビートたけし）◉キッドが市井の人びとに興味を向けたとき、どんな物語が紡げるだろうか。

2019/09/15

[ワッツ]

対談相手が本当に濃厚である。九年前なので既に鬼籍に入っている人も少なくない。一番興味深かったのは、欽ちゃんが下ネタを使わない理由を語っていたところ。良い人で型にはまった感のある欽ちゃんだが、それは見せかけに過ぎない。二郎さんも悪二郎の時は凄かったが、悪欽ちゃんも魅力的だ。当時よく格闘技などのインタビューで用いられていた「キッパリ」という擬態語の多用には些か不愉快であった。

2012/11/23

[ノックアウト]

繋がる人と人の濃密で濃厚な対談集。私は博士と同級生だったという甲本ヒロトさんとの対談が好き。

2010/04/13

[inokori]

浅草キッドの二人によるインタビュー集．「濃厚」と銘打たれただけあって，インタビュイーたちはそれぞれ男気にあふれるというかいろんな意味でやんちゃをしてきた人たちで，彼らの荒くれぶりをキッドの二人が絶妙に引き出している．

2009/01/04

[ホリエンテス]

最後、たけしの回で欽ちゃんを認めてない所がなかなか。 毒っ気があるって面白い。

2009/01/09