内容説明
アートとルポルタージュが融合した歴史的写真を初公開。一世紀前のガラス原板から現れたのは“世界で最も美しい港の一つ”といわれた敦賀港。敦賀発着の船と列車でアジアを旅したジャン・コルペが撮った明治期ニッポンの津々浦々と朝鮮・中国・シベリアの見たことのない光景―福井県敦賀市在住編者たちの心の交流から生まれた近代アジアの“素顔”がわかる驚愕のフォトコレクション。第2部では編者が、かつての美しい敦賀湾をその歴史とともに紹介。
目次
第1部 欧亜国際連絡船の着いた港(日本;朝鮮;中国;シベリア鉄道)
第2部 わが心の敦賀港(その歴史と思い出;敦賀港の灯台;美しき敦賀湾)
著者等紹介
コルペ,ジャン[コルペ,ジャン] [Corpet,Jean]
1884年フランス生まれ。エコール・ポルテクニークにて数学を学ぶ。父ルシアン・コルペが1867年に創業した蒸気機関車の大手製造会社Corpet Lovetのエンジニアとなる。以後、戦中の困難を乗り越え、1952年まで多くの蒸気機関車を造り続けた。1970年パリのイルドフランスにて死去。享年85
太田和子[オオタカズコ]
1930年(昭和5年)福井県敦賀市生まれ。1948年福井県立敦賀高等女学校卒業。1954~1977年私立ゆかり幼稚園勤務。1965年産業開発(特に原発)によって破壊されゆく敦賀の自然を守るための行動を開始。以来、さまざまな行動に取り組み現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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