目次
1 prologue
2 妊娠
3 history
4 さようなら
5 許可
6 本を作っていい
7 愛と感謝
8 約束
9 epilogue
photograph あなたに動くこころとからだがあるということ
著者等紹介
城谷宏美[シロタニヒロミ]
1968年広島県生まれ。現在、合同会社経営・児童デイサービス園長
伊勢祥延[イセヨシノブ]
1960年北海道伊達市生まれ。写真家。主に開発途上国の貧困層や被災民、難民、少数民族などをテーマにしている。2005年から「写真ライブ」と名付けた講演や上映会を各地の大学や寺院、カフェなどで開催。2006年から毎年、チャリティカレンダーを発行(配給数約15000部)し、収益金は災害地などへの緊急支援に使われている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Miyoshi Hirotaka
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聖フランシスコの「平和の祈り」の一節「ゆるしのうちにゆるされ・・・・」を思い出した。愛されるためのことは受験勉強から仕事までなんでもやり、有能さと幸運で望む成果を達成した。ところが、何かが足りないと葛藤は深まるばかり。ついには、仕事も家族も捨てた。ところが、思いがけず再び命を授かる。苦悩の末に生むことを自分にゆるす。そこからは「愛されることよりも愛すること」を望むように変わった。それは、作者に起きた奇跡。世界が変わったのではない、古い自分が死に新しい自分が生まれたのである。2012/12/10