内容説明
死は、どんどんと遠いものになっていく。二十歳を過ぎるまで、身近な人の死を体験したことのない学生などざらにいる。死は、しかし必ずやってくる。元気だと思っていた、父や母が、突如老い、病に冒され、死へと突き進んでいく。本書は、そんな経験をした二十代の若者の、真摯な、そして明晰な手記である。
目次
第1章 がんの報せ(動揺;入院 ほか)
第2章 治療(放射線治療;検査と不安の日々 ほか)
第3章 ホスピスケア(疼痛;父さんのための処方箋 ほか)
第4章 最後の団らん(急変;脱力 ほか)
著者等紹介
小林智[コバヤシサトシ]
1970年山口県生まれ。山口大学経済学部卒。大学在学中の1991年から1992年、ワーキングホリデービザでオーストラリアに滞在する。大学卒業後の1995年、上京。1996年、平田オリザの主宰する劇団「青年団」に俳優として入団。以来、青年団の活動に参加する
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