内容説明
ぼくがスーパーマーケットで出会ったのは、おしゃべりをする不思議な「かんづめ」。地球を調査するために、遠い宇宙からやってきたらしい。かんづめがぼくに話して聞かせてくれるのは、奇想天外なお話の数々―。だけど、かんづめの中は、いったいどうなっているんだろう…?ゆかいなSF童話。
著者等紹介
佐藤さとる[サトウサトル]
1928年、神奈川県生まれ。『だれも知らない小さな国』刊行以来、ファンタジー文学の第一人者として活躍。59年『だれも知らない小さな国』(講談社)で毎日出版文化賞、66年『おばあさんのひこうき』(小峰書店)で野間児童文芸賞、88年、一連の創作活動に対し巌谷小波文芸賞、2005年、第五四回神奈川文化賞、07年『本朝奇談 天狗童子』(あかね書房)で赤い鳥文学賞を受賞
岡本順[オカモトジュン]
1962年、愛知県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミーコ
40
今回は どんな冒険が待っているだろう❣ とワクワクして読んだのですが、可もなく不可もなく・・といった所でした。タイムマシーンのお話が面白かったかな❓2017/06/15
マツユキ
13
スーバーの店で見つけた缶詰は、他のものとは違っていて…。缶詰から聞いた不思議なお話。どこかで聞いた発明品や、子供との一時の交流、宇宙の神秘と、短いながらも、読み応えがありました。2024/08/03
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
覚書 『司書と先生がつくる学校図書館』より4年生向け。【第16回 小学館児童出版文化賞】 2021/03/28
Squirrel
12
児童書。SF童話。タイトルに惹かれました。最初から最後まで不思議感覚で読んでいました。でも、気持ちにストンと落ちたものがなかったので、微妙な読後感です。2011/12/31
織田麻里
8
スーパーで見つけた、軽くて様子のおかしなパイナップルの缶詰。これが語る不思議な物語。懐かしくて暖かったです。ちなみに、小学校3年の姪が、図書館で読んで面白かったので欲しいと言うのでプレゼントする為に購入。2015/09/12