• ポイントキャンペーン

白い牛をおいかけて

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 32cm
  • 商品コード 9784902257120
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

内容説明

このケンタッキーのどこかには、白い牛がいる。だれもつかまえられない白い牛が…。父さんにも、マシューさんにも、おじいちゃんにも、つかまえられない牛。きっとわたしが、つかまえてみせる。にげだした一頭の牛をめぐる、男たちのゆかいなドタバタ振りと、少女のみずみずしい語りが魅力の絵本。ニューヨーク・タイムズ紙年間優秀児童図書、アメリカ図書館協会優秀図書。

著者等紹介

シーモア,トレイス[シーモア,トレイス][Seymour,Tres]
1966年、アメリカ・ケンタッキー州生まれ。大学卒業後、国立公園の森林監視員として働いた後、児童書の作家となる。「Life in the Desert」「The Revelation of Saint Bruce」など、ティーンエージャー向けの小説を発表。南北戦争跡を舞台に、戦争反対を静かに唱えた絵本「We Played Marbles」(Dan Andreasen 絵)は高く評価されている。ケンタッキー州在住

ハルパリン,ウェンディ・アンダスン[ハルパリン,ウェンディアンダスン][Halperin,Wendy Anderson]
イラストレーター。「Homeplace」(Anne Shelby 文)がスクール・ライブラリー・ジャーナル誌年間優秀図書、「When Chickens Grow Teeth:A Story from the French of Guy De Maupassant」がボストン・グローブ紙年間優秀図書に選ばれる。また小学生や教師向けの美術ワークショップに、熱心に取り組んでいる

三原泉[ミハライズミ]
1963年生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

花林糖

19
図書館本)白い牛が逃げだし必死に探すが見つからず.......。牛にとってはハッピー・エンドなお話でした。 ウェンディ・アンダスン ハルパリン の絵がとても素敵で、隅々まで眺めて楽しみました。(購入)2016/01/17

遠い日

16
繊細なのに柔らかいハルパリンの絵が好き。逃げ出した白い牛の探索劇。とっても賢くて、ぬらりくらりと追っ手をかわす。穏やかな顔の、思慮深気な印象の白い牛。不思議な存在感で、自分の思うように生きている、悠々とした感じがすてき。捕まえられないし、戻っても来ないけれど、わたしの憧れと挑戦を叶えるまで、夢は続く。2015/09/09

mntmt

15
綺麗な絵とユーモラスなお話。頭のいい牛のお話。2018/07/03

ケニオミ

11
自分ちに飼われていたのに逃げ出してしまった白い牛。逃げ出した日の探索でも、その後の目撃情報に基づく出動でも、人数を出動ごとに増やしているにも係らず、どうしても捕まえることができません。探しに出かけた家族や親類の間での白い牛の評価はうなぎのぼりです。白い牛探しに一緒に行かせてもらえない主人公の女の子はとうとう一人で探しに出かけて・・・。評判通りのとても賢い牛のようです。予定調和のような終わり方ではない所が良かったです。お薦めの絵本です。2015/02/14

カラスノエンドウ

8
ストーリーに大きなうねりはないけれど、なぜか心に残るのは主人公の静かな意志や人々が力を合わせる姿に憧れや郷愁を感じるのだろうなぁ。細やかで丁寧に描かれたイラストからは、ケンタッキーの草や葉の香りが漂ってきそう。みずみずしい語りが爽やかで、ラストの台詞も印象に残ります。2018/11/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/250601
  • ご注意事項

最近チェックした商品