内容説明
これまで出版産業を支えてきた中堅取次各社の苦境が伝えられるなど、出版市場の環境変化は産業の根幹を大きく揺さぶっている。一方で、こうした時代の流れのなかで、本との新しい出会い方を模索する動きが、書店や図書館、地域社会など至るところで始まっている。いま、現場で何が起きているのかを検証し、豊かな読書環境を作り出すために何が必要なのかを考える。
目次
第1部 特別講演(書店の現在と可能性―実践する経営者の視点から)
第2部 分科会(「著者の発掘・育成・発表」の新たな形;リニューアルは書店に新たな命を吹き込むか?;「本との出会い方」―読書情報の変化とこれからの読者像;図書館と書店でひらく本のまち)