内容説明
インクルーシブ教育とは何か。基本的理念と課題、先駆的な教育実践の取り組みを紹介!障害や学業不振、言語・文化的背景、貧困など、さまざまな困難を抱える子どもたち―インクルーシブ教育は、すべての子どもの差異と多様性、固有のニーズを尊重しつつ、学習活動への参加を平等に保障し、発達を最大にするための学校教育の改革である。
目次
第1部 インクルーシブ教育の基本的な考え方
第2部 実践編・インクルーシブ教育への先駆的な取り組み―すべての子どもの学習権・発達権を保障する教育(一人ひとりの子どもたちとていねいに向きあう―通常学級のインクルーシブな学級・授業づくり;インクルーシブな授業と学級づくりを助ける支援者の役割―通常学級に入って支援してきたこと;すべての子どもを学校全体で受けとめる―特別支援学級の授業実践と学校づくり;学校と地域の拠点としての特別支援学級―同僚性と共同性に依拠したインクルーシブな学校・地域づくり ほか)
第3部 インクルーシブ教育の課題(インクルーシブ教育思想の形成と論点;インクルーシブな教育実践と共同の原理;インクルーシブな教育システムの構築)
著者等紹介
荒川智[アラカワサトシ]
茨城大学教育学部教授(教育学博士)。専攻:障害児教育学、特別ニーズ教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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