内容説明
徹底して子どもの現実に迫り、子どもへの関わり方・援助方法、性教育のポイントを明解に語る。年齢別・テーマ別性教育と科学的な基礎知識、具体的な場面を想定したQ&A、コラムなど、いま必要な内容を網羅。
目次
第1章 児童養護施設の性教育実践のポイント
第2章 年齢に応じた性教育と支援
第3章 テーマ別性教育の実践と対応
第4章 助産師みゆきのワンポイントコラム(科学編)
第5章 Q&Aこんなとき、あなたならどう答える?
第6章 児童養護施設における性教育実践の課題―「性の権利宣言」に学びつつ
著者等紹介
太田敬志[オオタタカシ]
児童養護施設「徳島児童ホーム」に1987年より勤務。児童指導員。施設で生活している子どもたちとのミュージカルを通して、「自分の気持ちを素直に表現する。」ことの支援につながればと思っている。養護の中心は「生活」。生活の中心は「食」であるがモットー
木全和巳[キマタカズミ]
日本福祉大学教員。性教協は、児童養護施設サークル、障害児サークル、愛知サークルに所属。児童・障害者福祉が専門。当事者、家族へのカウンセリングや出前で性教育も。全国児童養護問題研究会、全国障害者問題研究会の全国委員
中井良次[ナカイリョウジ]
岡山県出身。シャープ(株)の液晶開発技術者から転職して20年。現在、大阪の児童養護施設「遥学園」に勤務。性教育では性情報、性産業、性文化に精通。教職員や施設職員に向けた研修会、講演会では、情報収集力や分析力が光る。サークル代表
鎧塚理恵[ヨロイズカリエ]
児童養護施設樹心寮勤務。児童指導員。強気で勝気と言われる小心者。「明るく・楽しく・面白く」をモットーに、生活の中での性教育実践を模索中
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