目次
第1章 なぜ読書が必要か?(「教師」というすてきな仕事;教員免許状取取と採用試験合格 ほか)
第2章 読書を始める前に(読書で身につけたいこと;「時分の花」としての読み ほか)
第3章 読書を広げる(トレーニングとして位置付ける;さりげなく、がんばる ほか)
第4章 読書を深める(考える大切さ;当たり前のことに考えを深める ほか)
第5章 読書、そして多くの人たちとの出会い(大好きな父;桜咲く頃に ほか)
著者等紹介
長瀬拓也[ナガセタクヤ]
1981年岐阜県生まれ。岐阜県立中津高等学校、佛教大学教育学部卒業。横浜市立小学校教諭を経て、現在、岐阜県公立小学校教諭。高校生の時、中学校教員だった父親が白血病で他界し、教師になることを決意する。2004年に日本児童教育振興財団主催『第40回わたしの教育記録新採・新人賞』を受賞。授業づくりネットワーク、日本教育実践学会、日本美術教育学会、日本国語教育学会に所属。教育サークル「未来の扉」事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モルツ
17
読書は教師のトレーニングである―。読書を通じて教師としての力量を向上させるレバレッジリーディング教師版。どんな本を読めばいいのか、読書の時間を確保するためにはどうしたらいいのか、教師の生活に即した具体的な例が載っています。これから教師を目指したい、教師になりたての方にお勧め。/レバレッジリーディングを教師に合わせてローカライズした感じ。読書の仕方をより深めたい人は、「レバレッジリーディング」をお勧めします。2014/01/29
atyang
3
教師のための読書術という珍しい分野について書かれた本。読み方の種類や読む本の必要度別の分類など、実践的な考え方が多く、ブックガイドも充実している一冊。2013/11/30
mori
3
お風呂で一気読み。4つの読み方「購読」「積読」「併読」「書読」をしたいと思った。読書をトレーニングとして位置づける」という考え方に賛成。トレーニングだから毎日読もうと決め、隙間時間を生かし読書時間を作り出すことがカギだと思う。若い教師のための…とあるけれど、中堅も十分に勉強になる1冊。5章に著者の人との出会い、人となりが書かれていて思わずじ~んときた。若くても中堅でもこの先ベテランになっても読書を続け、学んでいきたいと思った書。2013/03/25
ほうむず
2
○読むことは子どもへの還元 →教師自身が読書をして、普段から努力し続けている人に子どもは尊敬し、学ぼうとする。 →「忙しい中でも、学んでいる。学ぶことは素晴らしいことだ」と先生の姿から学ぶ ○教師としての読み ①今すぐ読書、これから読書、いつか読書、常に読書 ②考える大切さ=共感と疑いを ③アイデアをつくるための読み ④実践の深さを考える読み ⑤読む+考える+書く+表す=本を読み、知識を持ち、考えを深め、広げ、書いて残しておき、実践して表す →考える力をつけ、実践に生かすために読書すると意識しながら続ける2023/10/08
なお
2
教師になるために、もっともっと読書をしようと思った。教師になってからもずっと読書をしようと思った。今まで読了にこだわっていたけれど、併読の良さを学んだ。次から実践したい。2014/08/30