内容説明
現代における最先端の典礼神学・秘跡神学の諸相。2002~2011年の10年間に書かれた論文、記事、講演録を収録。
目次
第1部 秘跡と教会(教会と秘跡;回勅『教会に命を与える聖体』について;秘跡と信仰生活;秘跡とみ心の信心)
第2部 聖書と典礼(新約聖書における聖餐の神学と霊性―第二バチカン公会議における典礼刷新のための一考察;ヨハネ福音書一三章一七節に見る聖餐と弟子職の関係)
第3部 典礼神学(キリスト教と典礼;聖なる三日間の過越祭儀に表れる死と生;『エゲリアの巡礼記』に見られる四世紀後半のエルサレムの典礼)
第4部 文化と霊性(文化とキリスト教―キリスト教の神学の新しい方法論を目指して;聖餐式とグッ―神学的文化内受肉の一試み;『客人』と『パリデギ』に現れる黄〓(せき)映文学の新しい試み)
著者等紹介
具正謨[クウチョンモ]
1963年、韓国生まれ。上智大学神学部、アメリカJSTB(バークレーイエズス会神学大学院)卒業、神学博士。イエズス会司祭。上智大学神学部准教授(秘跡神学、典礼神学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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