内容説明
石井勲先生が語る幼児のための日本語教育の基本。
目次
お子さまの明日のために(子供は親によってつくられる;狼にもなる人間;言葉の教育は五歳までに;人は言葉で物事を考える ほか)
漢字が開く世界(脳障害児が優良児に;頭の働きを良くする法;読書は頭を良くする最良の法;幼児は語学の天才である ほか)
著者等紹介
石井勲[イシイイサオ]
教育学博士。大正8年、山梨県に生まれる。大東文化学院(現・大東文化大学)卒業後、応召。戦後、高等学校教諭として初めて教壇に立つ。その後、中学校、小学校の教諭を勤める。小学校教諭時代に「石井式漢字教育指導法」を次々と発表。昭和45年以降、大東文化大学幼少教育研究所所長。続いて同大学付属幼稚園青桐幼稚園園長を歴任。その頃、東京・恵比寿に石井式国語教育研究会を設立し、会長を務める。昭和48年「第6回人間能力開発世界会議」(グレン・ドーマン博士主催)で金賞受賞。平成元年、第37回菊池寛賞受賞。松下政経塾講師。現在は日本漢字教育振興協会会長、国語問題協議会副会長
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感想・レビュー
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isao_key
2
2004年にご逝去された先生の最晩年の一冊。この本には幼児のための漢字教育に捧げた35年間の集大成がわかりやすいことばで書かれている。一つのトピックが見開き2ページに収められているので、気になるテーマから読んでもいい。こどもたちを慈しむかのような珠玉のことばにハッとさせられる。<覚えようとして覚えたものは、自然に忘れられてしまう。自然に覚えられたものは永久に忘れることがない>、<書物は人類が地球上に築き上げた文化のエッセンス>、<わたしたちは書物によって心の成長を遂げている>、<“自信”は必ず努力を伴う>2013/01/11
おみか
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う・・うちにはちょっと遅かったw2011/07/28