内容説明
幼稚園を誕生させた教育要求の高揚―それはまた、玩具に教育的機能を付与する。教育玩具を通し幼児教育の生成過程を浮き彫る。
目次
幼児教育と教育玩具
第1部 教育玩具の誕生―玩具への教育的まなざしの展開(江戸時代後期の子どもと玩具;幼児教育の啓蒙と「教育玩具」―近藤真琴と手島精一を中心にして;「教育玩具」の受容と浸透)
第2部 幼稚園教育の展開と教育玩具の普及(「教育玩具」積木―幼児教育の商品化;「教育玩具」出現の背景―「幼稚園」の普及と教育意識のたかまり;社会通念と教育意識)
著者等紹介
是澤博昭[コレサワヒロアキ]
1959年愛媛県生まれ。東洋大学大学院修士課程修了。聖徳大学人文学部児童学科専任講師を経て、大妻女子大学家政学部児童学科准教授・博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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