内容説明
現代は「政治的な教育が可能になった時代」であると同時に「政治に関する教育が必要になった時代」でもある。「現代社会や政治についての認識を深めない教育」をどう変えればよいのか。
目次
第1章 対立の構図
第2章 自己と他者/法と道徳
第3章 政治と教育
第4章 学校・家庭・地域はどのような影響を受けるか
第5章 敵は味方である
第6章 マイナスになる「愛国心」
第7章 不透明な時代のための「政治教育」
おわりに 改革案よりましな現行の教育基本法
著者等紹介
広田照幸[ヒロタテルユキ]
1959年、広島県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。南山大学助教授などを経て、東京大学大学院教育学研究科教授。専攻は、教育社会学・社会史。著書に、『陸軍将校の教育社会史』(世織書房、サントリー学芸賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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