内容説明
「国境」を越える文脈の共同へ。「東アジア」として表象される地域の「近代」の歴史とその非対称性を問い直す。
目次
1 「国境」を超える文学研究(国際学術シンポジウム「現代文学批評理論と日本近代文学研究」について;現代文学理論と歴史認識;一国文学史を超えて―森田思軒訳『十五少年』を中心に)
2 特集・ポストコロニアルの地平(もうひとつの「テクスト」―『沖縄県宮古島々費軽減及島政改革請願書』『建議書』に見る言説の政治学;朝鮮における光化門をめぐる物語と柳宗悦;多喜二の三極―秋田、小樽、東京、そして…;憧れの「中央文壇」一九三〇年代の「台湾文壇」形成と「中央文壇」志向;従軍記を読む―林芙美子『戦線』『北岸部隊』;ナイフの一閃、斧の一撃―武田泰淳「蝮のすゑ」論)
3 自由論文(名が商品になるとき―三越の広告と懸賞をめぐって;立ち上がる人影/断=続の臨界点―小津安二郎とアクション)



