感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひつまぶし
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死後、15年経って刊行された、井上青龍の写真家としての経歴(1956-1988)をダイジェストのようにまとめた一冊。難波、船場、天王寺から始まって、ひとまとまりの釜ヶ崎の写真、弁天町、北帰港の写真、京都とあって、最後の奄美の仕事で終わる。釜ヶ崎の写真は暴動以前のものに限っている様子。奄美の写真のみカラー。風景の写真はきれいだが、動きがあったり、人物が写っている写真はもう一つとらえどころがないように感じた。巻末の森山大道の文章を読むと、当時の若者の間で高まった人気に押されての出版だったということだろうか。
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