手のひらの記憶

手のひらの記憶

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784902127119
  • NDC分類 916
  • Cコード C0093

内容説明

1946年夏、ハルピン…犠牲になったちいさな命。ともちゃん、おばあちゃん、お母さんありがとう。今日も命は続いています。

目次

序章 ふたりの母に
第1章 そして母は語り始めた
第2章 約束のたね
第3章 母の戦争が終わるまで―傷あとの消える日
第4章 ハルピン旅行日記―やっと果たせた五十四年前の約束
終章 祖母から母へ、母からわたしへ

著者等紹介

はやの志保[ハヤノシホ]
1967年8月、兵庫生まれ。埼玉で育つ。埼玉県立浦和第一女子高等学校卒業。学習院女子短期大学卒業。『手のひらの記憶』が第一作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

菱沼

3
辛い記憶の果てに自分の命がある。作者の家族に対するあたたかい思いが伝わってくる。きっと、良いご両親・兄弟とともに育ったのだろう。あらためて戦争のむごさを思う。普通の人に、普通でない非道なことをさせてしまうのが戦争なのだ。普通の人々は、それを戦争ではなく、自分の罪として背負っていかなくてはならない。戦争は、やはりしてはならないことなのだ。普通の人が普通に生きていけるように。2016/06/04

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