医の倫理と人権―共に生きる社会へ

医の倫理と人権―共に生きる社会へ

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  • サイズ A5判/ページ数 423p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784902122138
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 これから保健・医療・福祉の道を進む学生、および若い医療福祉関係者に向けて、著者の渦中の60年間の葛藤・反省を踏まえて、医療・福祉の進むべき道を語る。    

《目次》
第1部 医の倫理と人権―「共に生きる社会」を築くために
第2部 公衆衛生の原理
第3部 ハンセン病問題と専門家の責任
第4部 精神保健福祉と今後のあり方

内容説明

第二次大戦中のハンセン病に始まって、精神病、難病にかかわって渦中の60年。一人の実践者の葛藤・反省からの叫び。

目次

第1部 医の倫理と人権―「共に生きる社会」を築くために(二十一世紀は人権の世紀―「共に生きる社会」を目指して―私は人権を理解できていなかった;医療と人権;倫理・道徳、職業倫理、バイオエシックス、法(基本的人権)―医療人として大切なこと、それは人間を考えることだ
個人と国家にとって何がもっとも大切か)
第2部 公衆衛生の原理(私と公衆衛生―レオン・ベルナール賞を受賞して;公衆衛生の反省と人権;公衆衛生の原理―日本公衆衛生学会総会六十回記念座談会)
第3部 ハンセン病問題と専門家の責任(ハンセン病概説;ハンセン病問題の本質;らい予防法と医師の責任)
第4部 精神保健福祉と今後のあり方(精神衛生行政の思い出―無念、全家連と共に刻んできた四十年だったが;地域の精神保健医療福祉のあり方を展望する―精神科病棟改築を考える;私の反省―ハンセン病・精神病の闘いのなかで)

著者等紹介

大谷藤郎[オオタニフジオ]
医学博士。大正13年滋賀県に生まれる。昭和27年京都大学医学部卒業。昭和34年厚生省入り、大臣官房審議官、公衆衛生局長の後、昭和58年医務局長を最後に退官。退官後、厚生省公衆衛生審議会長、日本医師会医療政策会議委員、厚生省医療関係者審議会委員、内閣青少年問題審議会委員など。また、財団法人藤楓協会理事長のほか、長寿科学振興財団理事長、リハビリテーション振興会理事長、ぼけ予防協会会長など医療福祉関係団体の多くの役職を歴任。国際医療福祉大学総長、高松宮記念ハンセン病資料館長、予防医学事業中央会理事長、フランスベッドメディカル・ホームケア研究助成財団会長、糸賀一雄記念財団副理事長。平成5年WHOレオン・ベルナール賞、平成7年全国精神障害者家族会連合会感謝状、平成8年全国ハンセン患者協議会感謝状。平成9年安田・阪本賞、平成13年ヒューマン大賞を受賞
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