内容説明
原書で読んでみたけれど、イマイチよくわからなかった方。もう一度、原書を読み直して、ハリー・ポッターの世界をもっと深く知りたい方へ。
目次
第1章について ダドリーの身におきたこと
第2章について フクロウがつっついた?!
第3章について どかどかとやってきた人たちの正体は?
第4章について グリモールド12番地の古い館の主は?
第5章について The Order of the Phoenixって何だ?
第6章について 古い館の秘密
第7章について 魔法省へ
第8章について ハリーへの事情聴取が始まった
第9章について 母親の悩み
第10章について ルナという名の女の子〔ほか〕
著者等紹介
ベルトン,クリストファー[ベルトン,クリストファー][Belton,Christopher]
1955年ロンドンに生まれる。1978年に来日して以来、日本在住。1991年以降はフリーランスのライターおよび翻訳家として活躍。1997年には処女作、Crime Sans Frontieres(ブッカー賞ノミネート作品)が英国で出版され、小説家としてのデビューを果たす。2003年、テクノスリラー3部作のうち、日本を舞台にした第1作目、Isolationを米国で出版。翻訳家としてもフィクションおよびノンフィクションの幅広い分野で多数の翻訳を手がけ、2000年には翻訳家のためのガイドブック、『ビジネス翻訳データブック』(DHC)を出版。現在は日本人の妻とビーグル犬と横浜に在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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shimashimaon
4
本作では試験が主要なテーマの一つですので、コラムではイギリスの事情を詳しく説明してくれます。曰くイギリスの大学進学率は35%しかないとのこと。文部科学省によると1990年はイギリスも日本も3割程度で変わりなく、2009年も5割から6割程度で変わりありません。ですが今や日本は大学全入時代と言われ、企業は求める人材を明確に示し大学はそれに応えていく必要があると言われています。企業は(一般職の公務員も!)引き続きOJTで人材育成するつもりなのでしょうか。AurorをOJTで育成するのは難しそうですけど。2022/08/19
ががが
2
ハリー・ポッター第5巻を原書で読むためのガイドブック。語彙やイディオムはもちろん、作品のモチーフになった文化的背景についても解説を入れている。最後にある今巻の英語の多読教材としての難易度についての分析も興味深く、登場人物が出てくる回数を比べているのがおもしろい。トップはもちろんハリーでロンとハーマイオニーはほぼ同じ、アンブリッジよりダンブルドアの方が回数は多く、マルフォイも200回以上出てくる、など。各章ごとの語数や会話文の比率のデータあるので、読み通すのにどれくらいかかるかを把握するのに重宝した。2022/12/27
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