内容説明
基礎編―耐性を抑えるACE阻害薬やARBの有用性などの最新知見を含め、硝酸薬耐性の発生機序を詳述。臨床編―ここ5年間の硝酸薬耐性に関する新知見を網羅。さらに硝酸薬の将来展望についても概説。
目次
基礎編(解明のための基礎知識:硝酸薬の作用機序;硝酸薬:耐性発現機序の研究の経緯;耐性発現に関する最新の知見:抵抗血管の耐性におけるアンジオテンシン2の役割;生体内の内因性NOと外因性のNOの相互干渉の観点からの硝酸薬耐性;Cyclic GMP依存性プロテインキナーゼの観点から:硝酸薬耐性)
臨床編(硝酸薬耐性:酸化ストレスと内皮機能;耐性の回避:機序と方法;現状における臨床試験のOverview:耐性の観点からみた硝酸薬長期投与の評価;将来展望)
著者等紹介
伊藤猛雄[イトウタケオ]
名古屋市立大学大学院医学研究科細胞分子薬理学教授
木之下正彦[キノシタマサヒコ]
草津総合病院院長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。