内容説明
映画プロデューサーはどんな仕事をするのか?1本の映画製作にかかる費用とは?『ベルベット・ゴールドマイン』『キッズ』など次々とヒットを飛ばす、インディペンデント映画のカリスマ・プロデューサーが、現場から生の声を詳細に伝えた“映画ビジネスのバイブル”、遂に登場!撮影日誌、映画スチール、多数収録。
目次
1 ある日のこと
2 企画開発、それは汚れなき創造
3 予算:最大限に活かす方法
4 資本調達:カネのなる木を揺らすには
5 俳優:取り扱い注意
6 スタッフ編成:しっかり統制せよ
7 撮影:やるか、やられるか
8 ポスト・プロダクション:ビッグ・プロダクション
9 配給、宣伝、公開:世界へ飛び出せ
10 次回作
著者等紹介
ヴァション,クリスティーン[ヴァション,クリスティーン][Vachon,Christine]
1962年生まれ。学生時代からの盟友であるトッド・ヘインズ監督『ポイズン』の映画製作を皮切りに、『ベルベット・ゴールドマイン』『キッズ』など次々と挑戦的なテーマを扱い、ヒットを飛ばしてきた。ニューヨークの製作会社、キラー・フィルムズの代表を務め、全米のインディペンデント映画業界をリードしている。ニューヨーク在住
頼香苗[ライカナエ]
コロンビア大学大学院情報科学修士。国際連合事務局(ニューヨーク本部)に勤務した後、現在は泰和企業株式会社専務取締役として、国内外のインディペンデント映画を中心に上映するミニシアター〈シネマライズ〉の経営に携わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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amemosky
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映画のメイキングが好きだ。いろんな人が集まって力を尽くして一つの世界を作り上げていく様子は、とにかく胸アツになる。著者はプロデューサーとしてインディーズ映画の制作を数多く手がけてきた人。企画から始まって、資金調達方法やスタッフの選定、配給や宣伝など、映画作りにまつわる裏方仕事のアレコレを軽妙な語り口で解説してくれる。すごく楽しい。 台本のコピー代や、ロケ現場の現状回復、果てはスタッフの駐車場代、ご近所迷惑料、エキストラが着てきた自前衣装の補償など。普段観客として映画を見ている分には想像してもみない2022/04/25
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