目次
古代寺院はなぜ「芸術世界」か
1 造形と物語の交点(法華堂根本曼陀羅再考―天竺之真本としての霊山変相図;長谷寺千仏多宝仏塔考 ほか)
2 造形をして語らしむ(東京国立博物館所蔵の木造菩薩立像と飛鳥時代の木彫像;玉虫厨子宮殿部分の再検討 ほか)
3 東アジアのなかの日本(対馬・法清寺の諸像にみる「境界」について;古代韓国における薬師信仰の展開と造像 ほか)
4 造形の周辺(正倉院宝物にみる東大寺大仏開眼供養の荘厳;御衣木の由来―史料から見た木彫仏像用材の意識的選択 ほか)
著者等紹介
肥田路美[ヒダロミ]
中国仏教美術史。早稲田大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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