目次
紫式部考―『源氏物語』の作者をこえて
藤原彰子とその時代―后と女房
紫式部の生涯と家系・交流圏―環境は「作者」を生み出すか
『紫式部日記』の言説
紫式部集の“物語”―詞書における過去の助動詞の示すもの
摂関期文学のなかの源氏物語―中宮彰子と大斎院選子周辺の和歌における受容
思想はどれほど物語を作るのか―源氏物語の思想的環境
都市空間はどれほど物語を作るのか―「少女」巻の六条院造営に慶滋保胤筆『池亭記』の影を見てとる
源氏物語正篇の成立―紫の上系と玉鬘系
“成立”からみた続篇の世界―描かれざる過去の実現としての紅梅・竹河巻
『源氏物語』の成立と作者―物語のできてくるかたち
古典学としての成立論―伊勢・うつほ・枕などとの対比
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