内容説明
日本のAIRの「これまで」と「これから」。異文化との出会い、インスパイア、成長とともに新しい表現を生み出すアーティストたち。自らの足元にある豊かな文化を再発見していくプロセスを共有する運営者(地域)。それぞれの経験に基づく多様な視点からAIRを言語化、記述する。それは世界に無数に存在するAIRをめぐる、一粒の砂のようなものかもしれないが、まだ見ぬ未来を切り拓くための大切なヒント、アイデアが詰め込まれている。
目次
はじめに なぜこの本を作ったのか
1 AIR概説
2 AIRケーススタディ
3 文化政策とAIR
4 AIRインタビューズ
5 AIRのつくり方
AIRデータ集
著者等紹介
菅野幸子[カンノサチコ]
AIR Labアーツ・プランナー/リサーチャー、AIRネットワークジャパン実行委員。ブリティッシュ・カウンシル東京、国際交流基金を経て現職。グラスゴー大学美術学部装飾芸術コースディプロマ課程修了。東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究(文化経営学)専攻後期博士課程満期退学。博士(文学)。専門領域は、アーティスト・イン・レジデンス、国際文化交流、文化政策
日沼禎子[ヒヌマテイコ]
女子美術大学教授、陸前高田AIRプログラムディレクター、AIRネットワークジャパン事務局。1999年から国際芸術センター青森設立準備室、2011年まで同学芸員を務め、AIRを中心としたアーティスト支援、プロジェクト、展覧会等の企画、運営を行う。2013年より陸前高田AIRプログラムを立ち上げ、プログラムディレクターを務める。「さいたまトリエンナーレ2016」ではプロジェクトディレクター、2017年より緑と花と彫刻の博物館(宇部市ときわミュージアム)アートディレクターを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 死してなお 文春文庫