内容説明
自治体文化行政に携わる行政職員にとって必要な知識を、現場の疑問に答えるべく基礎から応用までまとめた全自治体必携の書。指定管理者や文化芸術団体等の多様な関係者にとつても、文化行政のリアルを学ぶのに役立つ一冊。
目次
第1章 自治体文化行政物語―文化課に配属された私(着任初日;市民文化祭 ほか)
第2章 基本レッスン30―1日1レッスン、1か月で基本をマスター(「文化」って何を指しているんですか?;文化政策がなくても誰も困らないのではないでしょうか? ほか)
第3章 ステップアップ・レッスン25―文化行政をより深く考える(文化行政の理念;政策形成過程 ほか)
第4章 特別レッスン集(表現の自由・芸術の自由;戦後日本の自治体文化行政の歴史 ほか)
著者等紹介
小林真理[コバヤシマリ]
東京大学大学院人文社会系研究科教授。複数の自治体において、文化政策、文化財政策、文化によるまちづくり等の計画策定、評価等の委員を務める。日本文化政策学会副会長
鬼木和浩[オニキカズヒロ]
横浜市文化観光局文化振興課長(主任調査員)。1988年横浜市に入庁し港北区の文化振興を担当。その後、福祉、税務などの部署を経験した後、2004年4月から文化芸術都市創造事業本部文化政策課に配属。「横浜市芸術文化教育プラットフォーム」設立、指定管理者選定、文化施設整備等を担当。2009年4月から横浜市役所初の文化芸術の専門職員に就任。2021年4月から現職。日本文化政策学会監事
土屋正臣[ツチヤマサオミ]
城西大学現代政策学部准教授。18年間の藤岡市役所勤務(教育委員会、都市建設部)と並行して、2008年高崎経済大学大学院修士課程修了、2012年東京大学大学院修士課程修了。2015年東京大学大学院博士課程単位取得満期退学後に現職。博士(文学)。大田区文化振興推進協議会文化施設のあり方分科会委員を務める
中村美帆[ナカムラミホ]
静岡文化芸術大学文化政策学部芸術文化学科准教授。東京大学法学部卒、同大学院人文社会系研究科文化資源学研究専攻博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員(DC2)、静岡文化芸術大学文化政策学部講師を経て、現職。神奈川県文化芸術振興審議会委員、埼玉県富士見市文化芸術振興アドバイザー(非常勤)、日本文化政策学会監事などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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