Museum library archives<br> 日本におけるフィルムアーカイブ活動史

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日本におけるフィルムアーカイブ活動史

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  • サイズ 46判/ページ数 384p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784902078497
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0374

出版社内容情報

文化遺産である「わたしたちの映画」をいかに守るのか?映画草創期から現在までのフィルムアーカイブ活動の歴史から展望を拓く。かけがえのない文化遺産である「わたしたちの映画」をいかに守るのか? 
映画の草創期から現代までを対象に、国際機関の動向もふまえ、映画フィルムの収集・保存およびアクセス提供などのあらゆる側面を考察。フィルムアーカイブ活動の歴史から現状を問い直し、新たな展望を拓く。

序 章 フィルムアーカイブ活動の歴史を問う
1 一九九〇年代に体系化された視聴覚アーカイブ活動の理論
2 動的映像アーカイブとアーカイブズ機関の関係 ――善き隣人となるために
3 欧米を中心とするフィルムアーカイブ活動史の研究
4 フィルムアーカイブ活動の史的考察 ――日本の場合
5 なぜ映画フィルムを保存するのか
6 日本のフィルムアーカイブ活動の現在地
7 改善策を過去に求めて

第一章 フィルムアーカイブ活動の原点を求めて
1 映画フィルム ――一九世紀末の開発から二〇世紀初頭の規格統一まで
2 ボレスワフ・マトゥシェフスキ ――世界初のフィルムアーカイブ論とその先見性 
3 一九一〇年代のヨーロッパに出現したフィルムアーカイブと二つの国際組織 

第二章 軍国主義時代の映画フィルム
1 内務省による映画の取締と「映画法」の制定
2 文部省による映画の振興と「映画法」
3 大毎フィルム・ライブラリー ――フィルムアーカイブの初期形態
4 戦時下の映画フィルム

第三章 日本映画の網羅的な収集はなぜ実現しなかったのか
1 映画フィルムの危機 ─―GHQによる占領期
2 映画フィルムと法定納入制度の連関
3 日本映画の貯蔵庫 ――国立国会図書館から国立近代美術館へ
第四章 川喜多かしこと戦後日本の〈映画保存運動〉
1 〈映画保存運動〉前史 ――一九五〇年代
2 〈映画保存運動〉の萌芽期 ――一九六〇年代
3 〈映画保存運動〉の成長期 ――一九七〇年代
4 〈映画保存運動〉の転換期 ―一九八〇年代
5 〈映画保存運動〉の成熟期 ―一九九〇年代
6 〈映画保存運動〉の半世紀

第五章 わたしたちの文化遺産としての映画フィルム
1 映画が文化遺産として認められるまで
2 映画の文化遺産登録に向けて
3 デジタル時代の映画復元
4 デジタル時代を生き抜く映画フィルム

終 章 映画フィルムは救えるか
1 日本のフィルムアーカイブ活動の現状を問い直す
2 先人たちの積み上げてきたもの
3 映画保存の未来を拓く

[ コラム]民間による映画フィルムの救済事例に学ぶ(1)『二〇年後の東京』/(2)カワシマクラブ/(3) 活動写真弁士 

[付録 ]用語解説/略称一覧/大阪毎日新聞社 活動写真班編「フイルムから御願い」/フィルムアーカイブ活動 略年表/ユネスコ〈世界の記憶〉に登録された映画フィルム一覧

石原香絵[イシハラ カエ]
著・文・その他

内容説明

文化遺産である「わたしたちの映画」をいかに守るのか?映画の草創期から現代までを対象に、国際機関の動向もふまえ、映画フィルムの収集・保存およびアクセス提供などのあらゆる側面を考察。フィルムアーカイブ活動の歴史から現状を問い直し、新たな展望を拓く。

目次

序章 フィルムアーカイブ活動の歴史を問う
第1章 フィルムアーカイブ活動の原点を求めて
第2章 軍国主義時代の映画フィルム
第3章 日本映画の網羅的な収集はなぜ実現しなかったのか
第4章 川喜多かしこと戦後日本の“映画保存運動”
第5章 わたしたちの文化遺産としての映画フィルム
終章 映画フィルムは救えるか
付録

著者等紹介

石原香絵[イシハラカエ]
NPO法人映画保存協会(FPS)代表。2001年、L.ジェフリー・セルズニック映画保存学校卒業。学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻(博士課程)単位取得退学。博士(アーカイブズ学)。日本アーカイブズ学会登録アーキビスト。名古屋学芸大学メディア造形学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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三章に「納本」関係について。フィルムアーカイブの変遷がわかる。この界隈、どうしても人員の問題は大きい。2019/05/10

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