内容説明
戦後日本をデザインでリードし、事業家であり運動家であった、インダストリアルデザイナー榮久庵憲司。一次・二次・三次という枠組みを越えた産業の仕組みの中で、製品デザイン、暮らしのデザイン、社会のデザインを考え、実体化を図った榮久庵の世界を講究する。
目次
第1講 西洋のデザイン、日本の飾り
第2講 食文化と生活のデザイン
第3講 もの文化と道具のデザイン
第4講 道具と空間のインダストリアルデザイン
第5講 浜松のデザイン、ヤマハとともに
第6講 日中デザイン交流を振り返る
著者等紹介
黒田宏治[クロダコウジ]
1957年東京都生まれ、静岡文化芸術大学デザイン学部教授、芸術工学会副会長。1979年東京工業大学卒業、GKインダストリアルデザイン研究所入社、GKデザイン機構企画調査部長を経て、2000年静岡文化芸術大学に着任。専門は社会デザイン・地域デザイン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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