目次
はじめに 楽浪漆器をめぐる美術と考古学
1 楽浪漆器を受容した日本近代美術のパラダイム(侵略・考古学・観光・近代美術―日本の美術家が構想した東亜という理念;楽浪漆器に触発された六角紫水の漆芸作品 ほか)
2 東アジアのなかの楽浪文化(楽浪文化研究の現況と課題;韓国考古学者の視点から見た植民地楽浪考古学 ほか)
3 楽浪漆器の発掘調査(日本に残る楽浪漆器―楽浪出土品と楽浪研究史の概観;小場恒吉の楽浪漆器文様調査 ほか)
著者等紹介
樋田豊郎[ヒダトヨロウ]
1950年生。東京藝術大学(芸術学)大学院修了。東京国立近代美術館研究員を経て、現在、秋田公立美術工芸短期大学学長。1994年倫雅美術奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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