出版社内容情報
<主要目次>
はじめに―英国演劇の構造
第一章 現代演劇システムへの萌芽―ヴィクトリア朝演劇と社会
第二章 二つの大戦と演劇の社会化―エドワード朝の食卓と国家の栄光
第三章 福祉国家と英国芸術評議会―無数のタンポポ,一輪の薔薇
第四章 「文化政策」の時代―コミュニティとカルチャー
第五章 サッチャリズムの嵐―生か,死か
年表/BIBLIOGRAPHIES/あとがき
<著者略歴>中山香織(なかやま かおり)
三重県生まれ。明治大学文学部演劇学専攻卒業。株式会社東急百貨店,社団法人日本芸能実演家団体協議会(芸団協)勤務を経て、英国シティ大学芸術政策経営学部に学ぶ。芸術経営学修士。同博士課程中退。1998年,特定非営利法人シアタープランニングネットワークを設立し、調調査研究のみならず,多くの国際交流にかかるコーディネーションを担う。専門はアーツマネジメント(特にヒューマンリソースマネジメント),文化政策,演劇政策。